今や趣味でもCMでもドローンで空撮された映像に目が留まる機会が多くなりました。
ドローンで空撮されたダイナミックで美しい映像は、見る人に深い印象を与え心に訴えてきますね。
今まさにドローン空撮なしでは映像の世界では語れないほどになってきました。
そしてドローンで空撮を始める人も多くなってきており、たくさんの機体が販売されています。
しかし自分に適したドローンの機体って何を基準に決めたらいいのでしょうか?
これからドローンの購入を考えておられる方へ、たくさんある中からおすすめ10選をピックアップしてみました。
初心者からプロまで納得のいく性能やカメラ撮影またドローン飛行操縦まで考えた内容ですので、是非参考になさってくださいませ。
空撮ドローン購入のポイント
まずドローンで空撮した動画や画像をどんなシーンや媒体で撮影したいのかを明確にすることから始まります。
そうすると次に、そのために必要な性能や機能が決まってくるからです。
以下にはドローンを空撮するための基本的な性能や機能などを目安として表にしています。
メーカー | ・DJI(ディージーアイ) 創業は2006年で中国に拠点があります。 2012年以降、数々の高性能ドローンを製造し多くの機体を販売しています。 今や世界トップシェアを独走しておりドローン機種では有名です。 飛行性能やカメラ性能についても業界トップクラスを誇っています。 初心者やプロでも、ドローンを購入するならDJI一択と呼ばれているほどです。 実際に手にすると品質と性能の良さがわかり、安心のサポート体制も整っています。 ・GFORCE(ジーフォース) 2013年に設立された東京に本社があるラジコンメーカーです。 ジーフォースはトイドローンをメインに取り扱っており、ドローンを趣味で始める方向きの製品が充実しています。 価格も比較的リーズナブルでコスパの良いドローンを扱っています。 |
飛行時間 | 一般的なドローンの平均飛行時間は、15分〜20分程度ですが、 本格的なドローン空撮には、30分以上飛ばせる機種がおすすめです。 なぜならドローンの設定を変更したり撮影までの待機、ドローンを帰還させる時間を考えるとアッという間に経ってしまうからです。 |
機体のサイズ・重量 | 旅行先や海外での撮影など、機体を持って移動することが多い人は、軽く折りたためて機内持ち込みも出来るようなサイズと重さが適しています。 |
価格 | 初心者向きの1万円~10万円以下でもドローン空撮できるものがあります。 |
以上のポイントをふまえて、おすすめドローンを紹介していきたいと思います。
まずその前に注意したいのがドローンに関係する様々なルールや規制です。
その注意点をみてみましょう。
ドローン空撮の際の注意点
ドローン空撮には機体の重さが100g未満トイドローンは風に流されやすいため、
ここでは200g前後の高性能カメラを搭載した「カメラ付きドローン」を対象にしていきます。
その場合、航空法などの法律や登録、許可申請が必要になり様々なルールが関係してきます。
詳細を下記記事にて分かりやすくまとめています。
初心者からプロまで一般向けおすすめ最新ドローン 10選
低価格(~1万円台)のドローンは、おすすめできません。
低価格な割に、接続方法や操縦方法が複雑で映像伝送も遅いというデメリットがあります。
また低価格帯のドローンは壊れやすいという難点があるので取り扱いにも注意が必要です。
室内で遊ぶおもちゃとして子供向きの趣味的な用途なら、手軽で便利かもしれません。
初心者や一般向けにおすすめ10万円前後の小型ドローン5選です。
・ DJI Ryze Tech Tello 12,980円 ・GFORCE「Ghost-Eye」GB200 19,800円 ・DJI Mini 2 SE 53,900円 ・DJI Mini 3 64,900円 ・DJI Mini 4 PRO 約249g 106,700円 |
以下に一つずつ特徴などを解説していきます。
DJI Ryze Tech Tello
<出典:Ryze Tello>
特徴 | ・小型軽量ながら安定した飛行が可能で操縦も簡単。 ・初心者でも高性能な空撮ができる。 ・無料のアプリをスマートフォンにインストールしWi-Fiで接続しアプリで機体を操縦する ・DJIテクノロジー搭載で高度な操縦が手軽にできる。 |
価格 | 12,980円 |
飛行時間 | 13分 |
重量 | 199g |
カメラ | 5MP(500万画素)の高解像度写真を空撮できる |
EIS | 電子式映像ブレ補正機能。滑らかで安定した映像を空撮できる |
EZショット | ・数回、スマホをタップするだけでショート動画を簡単に撮影できる機能 ・サークル・360・アップ&アウェイ・宙返り |
フライトモード | ・上下に自動飛行する「バウンスモード」機能と後方に上昇しながら 被写体から遠ざかるような動画が撮影できる。 ・高度な操縦をしなくても、あらゆるアングルとカメラワークができ オリジナリティ溢れる空撮映像を簡単に撮影できる |
自動離着陸 | 初心者に難しい離着陸も自動で行える |
スルー&ゴー | 機体を手からトスして上がった所で停止しホバリングする初心者に優しい機能 |
その他の機能 | 初心者に嬉しい機能が満載 ・バッテリーの電圧が低下するとアラートで警告 ・スマホとの接続が切れた場合、機体は自動で安全に着陸してくれる ・MIT開発のコーディングシステムScratchを使って、Telloをプログラミングできる |
Telloは、初心者にまずおすすめしたいドローンといえます。
機体の操縦もスマホにアプリをインストールすることでWIFIでワンタッチで可能です。
また初心者に難しい操縦機能も搭載され、撮影ショットもバラエティに富み、初心者とは思えない空撮ができます。
<参考サイト:TELLO>
GFORCE「Ghost-Eye」GB200
<引用元:GFORCE>
特徴 | ・スマートフォンやタブレットにWi-Fi接続。 ・専用アプリでムービーの撮影やライブビューが楽しめる。 ・撮影したデータの保存はスマートフォンででき、SNSへの投稿も簡単に行える。 |
価格 | 19,800円 |
飛行時間 | 13分(複数の補備バッテリーで30分も可能) |
重量 | 80g(ポケットにも入れられるが専用ケースがおすすめ) |
カメラ | ・高画質の1080PフルHD カメラ搭載。フォトムービー1920×1080。 ・前方と45°でシーンに合わせた角度調整。 |
操縦アシスト | ・映像のズレを検知し気圧センサが高度を自動で制御。 ・操縦性能はクラス最高水準を実現。 |
送信機 | スマホと送信機の2つの切替え可能。2.4GHz 4ch送信機付属 |
自動離陸着陸スイッチ | 初心者に難しい離着陸が、ワンキー操作で行える |
自動ホバリング | 機体周辺の気圧を検知する内臓気圧センサーで、高度を維持し自動でホバリング。 |
初心者が試しに空撮でき楽しめる機体です。
趣味として手軽にSNSへの投稿などが可能で、送信機のボタンひとつで離着陸やホバリングができるのも
入門者としては嬉しい機能が揃っています。
<参考サイト:GFORCE>
DJI Mini 2 SE
<引用元:DJI Mini 2 SE>
特徴 | 高度が高く風が吹いていても安定した飛行を実現し、 ブレない映像が可能。 |
価格 | 53,900円 |
飛行時間 | 31分(飛行時間に余裕ができ完璧なシーンで撮影可能) |
重量 | 199g(手のひらサイズ) |
カメラ | 1/2.3インチCMOSセンサー搭載カメラで最大2.7Kの動画を鮮明に撮影 |
複数の撮影モード | 印象的なクイックショットやパノラマ撮影が可能。 ・クイックショット ※ドローニー(被写体を自動で画面中央に捉え、斜め上後方に進みながら動画撮影) ※サークル(機体が円の中心を向いて飛行) ※ヘリックス(被写体の周辺を螺旋状に撮影) ※ブーメラン(被写体の周りを楕円軌道で飛行) |
パワフル飛行 | ・運用限界高度海抜4000m ・風圧抵抗38 km/hでも映像がブレない |
伝送距離 | ・最大10㎞までHD動画を伝送。 ・耐干渉性に優れ、より遠く鮮明な映像を実現 |
またパワフル飛行で4000mの高度から遠くても迫力ある空撮や高画質のパノラマ撮影が可能です。
初心者でも10万円以下のお手頃価格で本格的な空撮が楽しめるでしょう。
<参考サイト:DJI Mini 2 SE>
DJI Mini 3
<引用元:DJI Mini 3>
特徴 | ・2022年12月9日発売の新モデル ・海沿いでも風向きに関わらず安定した飛行ができる |
価格 | 64,900円 |
飛行時間 | 38分 インテリジェンスバッテリーPlusで51分 |
重量 | 249g未満 |
カメラ | ・1/1.3インチのCMOSセンサー搭載で、4K HDR動画を撮影できる ・昼夜を問わずありのままの鮮明映像 ・明暗部での画像ノイズを抑え、細部まで鮮明な奥行ある映像を撮影 |
クイックショット機能 | タップ操作だけで、ドローニー、サークル、ヘリックス、ブーメラン、ロケット などを自動飛行させ、映像に必要な高度な技術も簡単に撮影 ※ドローニー(被写体を自動で画面中央に捉え、斜め上後方に進みながら動画撮影) ※サークル(機体が円の中心を向いて飛行) ※ヘリックス(被写体の周辺を螺旋状に撮影) ※ブーメラン(被写体の周りを楕円軌道で飛行) ※ロケット(上空にグーンと上昇しながら撮影) |
縦向き映像 | 山や高層ビルなど縦向き用の画面にも素早く対応 |
クイック転送機能 | 撮影した映像をスマホに転送し保存・共有できる |
伝送距離 | 最大10 kmの映像伝送距離(DJI O2デジタル映像伝送技術で強力な耐干渉性) |
パノラマ撮影 | 広角・180°・スフィアなどの撮影に対応 ※スフィア(360°球面撮影) |
しかしミニながら、広角レンズも使えるパノラマ撮影ができ、初心者でも広大な風景を空撮できます。
また自動飛行で、ドローンを素早い速度で空高く飛行させられ、スリルに富んだバリエーションを楽しめます。
初心者でもプロに近い操縦ができ、価格のリーズナブル性と趣味やSNSで印象深い撮影ができる点がおすすめです。
<参考サイト:DJI Mini 3>
DJI Mini 4 PRO
<引用元:DJI Mini 4 Pro>
特徴 | ・2023年9月25日発売の最新型 ・小型軽量でオールインワンの最先端技術を搭載したカメラ空撮ドローン |
価格 | 106,700円 |
飛行時間 | 34分 インテリジェンスバッテリーPlusで45分 |
重量 | 249g |
カメラ | ・1/1.3インチ CMOSセンサー デュアルネイティブISOフュージョン技術 (シネマグレード技術の代表的特徴)絞りf/1.7、 クアッドベイヤー配列技術を採用した2.4μmピクセルサイズで高画質 ・4K/60fps HDR 動画撮影では、日の出や日暮れシーンの繊細な色合いを捉る。 ・縦向き撮影でスマホの画面にも対応 |
撮影機能 | ・スポットライト(カメラを被写体にロックオン) ・ポイント オブ インタレスト (POC) (被写体を中心軸として機体が回転旋回するモード) ・ActiveTrack 360°(複雑な環境下でも自動で顔だけを認識して追跡) |
クイックショットモード | ドローニー、サークル、ヘリックス、ロケット、ブーメラン、 アステロイドのモードでプロ級の映像を撮影 ※アステロイド(被写体を捉え、後方および上方に飛行し球体でパノラマ撮影) |
高度な飛行機能 | ・ウェイポイント飛行(正確に操縦を繰り返し、設定したルートで自動飛行) ・クルーズ機能(一定の飛行を自動で繰り返すので操縦に疲れない) ・アドバンスRTH(障害物を回避しながら自動で帰還) |
伝送距離と映像 | ・最大20 km。 ・フラッグシップレベルのDJI O4映像伝送技術で遠くからでも鮮明な画像 ・1080p/60fpsの映像・動画 |
全方向障害物検知機能 | ・4つの広角ビジョンセンサーと2つの下方ビジョンセンサーで 全方向から障害物を検知し回避しながら滑らかな映像が可能 ・高度操縦支援システム (APAS)で 飛行中の自動ブレーキと障害物回避 |
またフラッグシップレベルのDJI O4映像伝送技術で遠方からでも胸躍る映像が可能で創造性を発揮します。
様々に搭載された高度な飛行機能は、操縦に気を取られることなく撮影に集中でき、プロレベルの映像を簡単に撮影できるのもおすすめポイントです。
価格は10万円代ですが、ビギナーでもプロのような撮影を目指す方向けの最先端小型軽量空撮ドローンです。
<参考サイト:DJI Mini 4 Pro>
より高い性能と画質を求める経験者向けの中型ドローン3選です。
・DJI Air 3 129,800円 ・DJI Mavic 3 Classic 189,200円 ・DJI Mavic 3 Pro 261,800円 |
DJI Air 3
<引用元:DJI Air 3>
特徴 | ・2023年 7月25日発売の最新型 ・Airシリーズで初めてウェイポイント機能搭載 (飛行ルートと撮影状況の事前計画で自動で複数のカメラワークを実行) |
価格 | 129,800円 |
飛行時間 | 46分 |
重量 | 720g |
カメラ | ・広角24mmカメラ ・3倍ズーム対応 中望遠70mmカメラ |
2.7K 縦向き撮影 | ・風景人物問わず鮮明で躍動感ある映像が可能 ・画面比率4:3の2つのCMOSセンサーで解像度を保てる ・縦画面用に動画を切り取って編集する必要がなくSNSですぐに映像を共有 |
マスターショット機能 | 様々なクイックショットなどのカメラワークを複数の撮影を自動で行う |
フォーカストラック | ・被写体をフレームの中心に捉え続ける機能 ・3倍ズーム対応の中望遠カメラでも使用できるため 遠くからでもフォーカスした鮮明な画像が可能 |
伝送距離と映像 | ・最大20 km。 ・次世代O4 HD映像伝送システムで滑らかさの水準が高い ・最大1080p/60fpsのライブ映像を伝送 |
全方向障害物検知機能 | ・APAS 5.0で障害物をスムーズに回避(機体を全方位で保護) ・総合的な見地から安全性が高く初めて操縦する不安から解放 ・アドバンストRTH (帰還中最適ルートを自動で検知し障害物を回避しながら素早く戻る) |
空撮性能と価格を両立させ、2つの広角と中望遠カメラ搭載で、DJI史上もっともバランスのいいドローンと言われています。
高性能でありながらコンパクトサイズで、上位機種並みの性能を持つDJI Air 3は、初心者から入門モデルのステップアップ、セミプロまであらゆるドローンユーザーにおすすめです。
<参考サイト:DJI Air 3>
DJI Mavic 3 Classic
<引用元:DJI Mavic 3 Classic>
特徴 | ・2022年11月2日に発表 ・プロのような印象的な空撮をしたい、本格志向の人におすすめ |
価格 | 189,200円 |
飛行時間 | 46分 ホバリング時間 40分 (安定のホバリングでクリアな映像) |
重量 | 895g |
カメラ | ・プログレードの4/3型CMOS Hasselbladカメラ ・L2D-20cレンズ(シャッターを押すだけで鮮明でありのままな撮影が可能。 編集いらず) ・高解像5.1K動画 (高解像度を実現、4K/60fps映像を撮影) |
イメージング技術 | ・5.1K/50fps (細部までのクリアな映像。 プロのイメージング技術で高解像度の画像を生成し4K/60fps映像を撮影) ・4K/120fps(高画質のスローモーション動画を作成) ・10-bit D-Log (自然なグラデーションの実現で明暗部の細部がクリアなため編集が楽) ・HLG (後編集で色調整が不要) ・ナイトショット動画 (夜明けや夕暮れ時などの低照度環境で、よりクリアな映像を撮影) |
高精度測位 | デシメートル (10 cm)レベルの高精度測位により、 非常に安定したホバリングで、クリアな長時間露光撮影が可能。 滑らかなタイムラプス動画(コマ送り動画)も撮影でき、 刻々と変化する様子を再現。 |
クルーズ制御 | 操作スティックを倒し続ける必要なく任意の方向へ簡単飛行、長距離も疲れない |
ウェイポイント飛行 | 事前に設定されたウェイポイント(経由)を元に自動で飛行ルートを計画 |
伝送距離と映像 | ・最大15 km。 ・高い安定性のO3+伝送システム ・最大1080p/60fpsのライブ映像を伝送 (ビューで表示される映像の画質と実際のカメラで録画している映像が近い) |
全方向障害物検知機能 | APAS 5.0により、飛行中全ての方向に対して継続的に障害物を検知し、 迅速かつスムーズに障害物を回避。 初心者でも安心の操縦で複雑な撮影計画の映像を滑らかに撮影 |
アドバンストRTH | 安全性が向上した自動帰還機能は、機体がどこにあっても 効率的な飛行ルートを自動で決定し素早く帰還 |
またホバリング時間が長くできることやカメラの性能がよくイメージング技術に優れている点などで、プロのような空撮や動画が撮影できるのがおすすめポイントといえます。
<参考サイト:DJI Mavic 3 Classic>
DJI Mavic 3 Pro
<引用元:DJI>
特徴 | ・2023年5月9日発売の新製品 ・3種類のセンサーと焦点距離に対応したレンズの3眼カメラシステムで、 カメラドローンの新たなページを開く ・人目を引く景色を捉えたシネマティックな作品を作り出す。 |
価格 | 261,800円 |
飛行時間 | 43分 |
重量 | 958g |
最上級の3眼カメラ | ・4/3型CMOS Hasselbladカメラ(プロの腕を一段階上げ、細部まで鮮明) ・166 mm望遠カメラ(アップグレードした望遠カメラは、高解像度になり、絞り値もf/3.4まで向上) ・70mmCMOS中望遠カメラ ・ハイブリッドズーム(最大28倍まで対応) 迫力あるズーム映像を細部まで鮮明に捉える。 ・3つの異なる焦点距離はブレにくく、映像バリレーションが広がる |
イメージング技術 | ・5.1K/50fps (細部までのクリアな映像。 スーパーサンプリング技術で高解像度の画像を生成し4K/60fps映像を撮影) ・4K/120fps(高画質のスローモーション動画を作成) ・10-bit D-Log 最大10億色もの色を記録 (自然なグラデーションの実現で明暗部の細部がクリアなため画質や鮮明度を下げることなく編集) ・HLGd撮影(HDRの高画質映像は後編集で色調整が不要) ・ナイトショットハイパーラプス動画 (夜明けや夕暮れ時などの低照度環境で、移動しながらよりクリアな映像を撮影) |
クイックショット | ドローニー、ロケット、サークル、ヘリックスなどの自動撮影機能 |
クルーズ機能 | 一定の操縦操作をオートにできるので撮影に専念 |
ウェイポイント機能 | 事前に設定されたウェイポイント(経由)を元に自動で飛行ルートを計画 |
伝送距離と映像 | ・最大15 km。 HD動画伝送 ・高い安定性のDJI O3+映像伝送システム ・最大1080p/60fpsのライブ映像を伝送 (ビューで表示される映像の画質と実際のカメラで録画している映像が近い) |
全方向障害物検知機能 | 8つの広角ビジョンセンサーで、飛行中全ての方向に対して継続的に障害物を検知し、迅速かつスムーズに障害物を回避。 |
アドバンストRTH | 安全性が向上した自動帰還機能は、機体がどこにあっても 効率的な飛行ルートを自動で決定し素早く帰還 |
また3つの焦点距離に対応したレンズはブレをなくし安定した映像が撮影できます。
これらの点と安定の操縦は、動画クリエーターも納得の仕様で、豊富な撮影機能と撮影補助機能がおすすめポイントといえるでしょう。
<参考サイト:DJI Mavic 3 Pro>
・プロ仕様の大型ドローン2選です。
・DJI Mavic 3E 672,100円 ・DJI Inspire 3 1,769,900円 |
DJI Mavic 3E
<引用元:DJI Mavic 3E >
特徴 | ・最高峰の小型オールインワン空撮ドローン ・初心者にもベテランにも通用する業務用ドローン ・測量用ドローンとして活躍 |
価格 | 672,100円 |
飛行時間 | 46分 |
重量 | 915g |
最上級のカメラ | ・広角カメラ(4/3型CMOS Hasselbladカメラ、20 MP有効画素数) スマート低照度写真モードと共に使用することで薄暗い状況での撮像性能が大幅にアップ ・望遠カメラ(焦点距離 35 mm判換算)162 mm、12 MP ・56倍ハイブリッドズーム(細かな情報を遠くからでも確認) ・メカニカルシャッター (動いている被写体を撮影した時のブレを防いで0.7秒間隔の連写に対応し迅速な測量を可能 ・640×512ピクセルサーマルカメラ(消防、捜索救助、点検、夜間業務に対応) |
飛行ルート | ・リアルタイムで実行する地形フォロー 外部の標高データを設定する必要なく、全方向にあるセンサーで起伏の高度を自動で調整 ・スマートオブリーク キャプチャー ジンバル(手ぶれ補正する回転台)が3方向に自動で回転し、様々な角度から立体的で高精度の写真測量が可能 ・ライブミッション記録 機体・写真撮影・ジンバルの向きなどの動きを記録させ次回に自動飛行させる ・飛行帯ミッション計画 高速道路、河川、石油パイプラインなどへの自動飛行計画を作成し 簡単に測量可能 |
RTK測位システム | cmレベルの測位が可能で精密な地図も作成 |
次世代の映像伝送技術 | ・最大15 km。 ・DJI O3 Enterprise伝送 4つのアンテナを使用し複雑な環境でも安定した接続 ・1080p/30fpsのライブ映像を伝送 |
全方向障害物検知機能 | APAS 5.0搭載。 全ての側面に広角レンズを搭載した死角がない全方向で障害物を検知 |
アドバンストRTH | 機体がどこにあっても、自動で帰還ポイントまでのルートを計画し、 消費電力を抑えながら効率よく帰還する。 |
最上級のカメラが搭載されており、様々なシーンでの空撮を鮮明に詳細に撮影でき、ドローン自体も測量業務で活用でき高性能でおすすめです。
<参考サイト:DJI Mavic 3E >
DJI Inspire 3
<引用元:DJI Inspire 3>
特徴 | ・2023年4月13日発売の新製品 ・2023年プロダクト・オブサ・イヤー賞を受賞。 ・従来大きな機材でしかできなかったシネマグレードの画質の空撮が可能。 ・高い作業効率と前例のない映像表現で自由にクリエイティブな世界を表現。 ・オールインワン型8Kカメラドローンで、プロの映像制作者は、あらゆる撮影方法を駆使し、未知なる世界に挑戦し鮮明な映像を描く ・プロ向けのカメラドローンは、航空力学を取り入て空気抵抗を低減させた滑らかな機体フォルムで素早い機動を実現。 |
価格 | 1,769,900円 |
飛行時間 | 28分 |
重量 | 4,310g |
工業デザイン | ・FPVカメラ、 複数のビジョンセンサーや 測位用アンテナ、 データ格納ストレージスロットなど、機体フレームと融合された設計で美しさを追求した現代的なデザイン。 ・機体フレームを変形設計した形態を採用し、360°パンやチルトブーストに対応した新デザインを採用 ・(360°パン) ドローンを上昇させホバリング状態で360°回転させ、360°のダイナミックなパノラマ撮影ができる。 ・(チルトブースト) カメラを最大80°まで上に傾けても機体が映り込まず、高画質光学カメラでインフラ目視点検の代替にもなる |
RTK高精度測位技術 | ・建築や測量の分野で使われcmレベルの精度で測位可能 (撮影効率を大幅アップ) ・新設計の積層型セラミックアンテナが機体フレームに内蔵され2種類の周波数を使用できるため高精度の測位ができる |
デュアルアンテナ搭載 | 機体前部と後部には積層型セラミックアンテナが内蔵され、磁気干渉に対して強い耐干渉性で、飛行の安全性とブレがない飛行精度を実現 |
ウェイポイントPRO | ・空撮向けに特別設計された革新的な自動撮影。 ・リピータブルルート機能が新たに搭載され、何度も取り直したい 難易度が高いシーンや時間の移り変わりの変化を撮り続けたい場合に同じルートを正確に自動飛行させられる。 ・3Dドリーという3つの違った機体の動き方をさせられ、シネマ級の複雑なカメラワークを簡単かつ効率的に実行 |
Spotlight Pro (スポットライトプロ) | 人/車/ボートを自動で認識してロックオンでき、従来モデルを凌ぐ精度の撮影 |
カメラ(X9-8K Air) | ・Inspire 3のために独自開発されDJI史上最軽量のフルサイズ対応3軸ジンバルカメラ ・映画制作やテレビの番組制作ニーズをトップクラスで対応) ・プロ用シネマカメラに匹敵する撮影品質を保持 ・デュアルネイティブISO(高感度時のノイズを抑えて高解像度で映像描写) に対応し、薄暗い街中や砂浜でも、ノイズを最小限に抑え細部まで繊細に撮影 ・ハイダイナミックレンジ(日没など低照度の複雑な環境を細かく再現し 後編集の時に色彩を多用に選択可能) ・空撮用にカスタム設計された5種類のレンズの一つであるDLマウントレンズにも対応(直系58mm)様々な焦点距離を試せる |
8Kの超高解像度の空撮映像 | ・大きなサイズのスクリーンでも細かなディテール、質感を忠実に鮮明に再現 ・RAW撮影(高品質な映像を撮影する形式)X9-8K Airのセンサーを 最大限に活用し、後編集での視覚効果や色彩の補正をサポート。 |
次世代の映像伝送技術 | ・最大15 km。 ・デュアル制御(2つの送信機で機体を制御)できるため、現場のパイロットとジンバルオペレーターは別の場所で作業が可能 |
全方向障害物検知機能 | ・9個のセンサーを使った強力な全方向障害物検知システム。 ・DJI初の、4本の各ランディングギアに全水平方向の障害物を検知できる魚眼レンズセンサーを搭載。 ・カスタム機能で検知機能をオンオフでき、プロ仕様の複雑な動きに対応可能 |
アドバンストRTH | 機体がどこにあっても、自動で帰還ポイントまでのルートを計画し、消費電力を抑えながら効率よく帰還する。 |
本来なら大きなカメラが必要となる機材も小型化され、ドローンに装備することが可能となりました。
DJI Inspire 3で初めて搭載されたカメラやシステムがあり、2023年プロダクト・オブサ・イヤー賞を受賞するのもうなづけるプロ向けの空撮に適したドローンといえます。
<参考サイト:DJI Inspire 3>
まとめ
ドローン時代に入っている今、数多くのドローン機体があり迷ってしまいますね。
ドローンを空撮する理想のシーンや、機体に求める性能などが明確になると、自分の求める希望のドローンも見つけやすくなります。
この記事は初心者でも十分な空撮ができる機体や、プロ仕様の高性能で高精度の撮影ができるものを紹介しました。
最新型で最高峰といわれるものを10こ厳選しましたが、これ以外にも様々なものがあることでしょう。
この記事が一つの基準となってドローン空撮用の機体を選ぶ際の参考にしていただければ嬉しいです。
そうして、みなさんが望みの機体に出会えますよう願っております。